離婚訴訟の手続きはどのように進めたらいいのか

人は一般的に訴訟には慣れていません。ましてや離婚訴訟ともなると人生でも経験する人は限られているでしょうから、経験のない人にはどんなふうにやればいいのか、その方法が分からないのは当然です。離婚訴訟に際してはまず裁判所に訴状を提出しなければなりません。どこの裁判所に提出すればいいかは、夫婦が同じ場所に住んでいる場合は、その住所にある地方裁判所です。また別々の場所に住んでいる場合は、最後に一緒に住んでいた住所の地方裁判所です。この両方に該当しない場合は、夫か妻の現住所の裁判所になります。訴状の提出に当たっては、まず作成から始めなければなりません。訴状の記入事項は、①当事者の本籍地と住所。②請求の趣旨(内容)。③請求の原因。以上を記載し、収入印紙を添付して提出します。なお収入印紙の金額は調停のように一律900円ではなく、訴状の内容によって異なります。つまり損害賠償の慰謝料の請求金額などで変わってくるのです。

離婚訴訟での口頭弁論とは何のことなのか

訴状の提出が終わればその後裁判が開かれますが、この日のことを「口頭弁論期日」と言います。裁判では原告は訴状を、被告側は答弁書を陳述しますが、それが終わると両者の証拠書類の提出や本人に対する尋問などが行われます。このやり取りのことが口頭弁論と呼ばれるのです。この口頭弁論が何度か開かれた後、判決が下されるのですが、それに至るまでには裁判官による審理が尽くされます。なおこの口頭弁論には弁護士に任務を託して本人は出頭しなくてもいい場合もあります。